Marketing

GoogleがサードパーティCookieサポート終了を延期:ATSを導入しているパブリッシャーにとっては有益なニュース

June 29, 2021  |   LiveRamp

先日(現地時間6月24日)、GoogleがサードパーティCookieのサポート終了を2023年に延期すると発表しました。具体的には、2023年半ばから年末までの3か月間で段階的に行われるとのことです。また、GoogleはChromeの変更において、フィンガープリントへのより一層強化した対応をしていくとも話しています。そのために、2022年後半にはプライバシーサンドボックスの技術を業界内で利用可能なものにするとも発表しました。このGoogleのニュースは、サードパーティCookieからの脱却と、認証されていないユーザーIDから、人ベースのIDの世界へと移行する業界のトレンドを裏付けるもので、それらの準備をする時間をもう少し与えることになるものでした。

 

ブランド・広告主は両方の長所を活用

LiveRampのエコシステムと連携したRampIDを有効化したブランドは、Cookieがまだ有効なインベントリーだけでなく、Authenticated Traffic Solution(ATS / 認証トラフィックソリューション)を用いたCookieレス、モバイル、CTVと全チャネルで消費者にリーチが可能になります。FitbitDanone(ダノン)をはじめとするグローバルブランドが証明しているように、RampIDを利用しているブランドは人ベースのIDがCookieのみを利用しているキャンペーンよりも良い結果を得ていることからも、本日のニュースを最大限に活用していくでしょう。我々LiveRampのソリューションは、この移行期間に両方(CookieとCookieレス)の利点を最大限に活かしていただけるように設計されています。パブリッシャーが明確かつ信頼できる価値交換に基づいた消費者とのより強い、直接的な関係を構築することで、ブランド・広告主はCookieレスの規模が拡大することによる恩恵を得ることが可能になります。

 

Danone社のDirector of Media Analytics & Data StrategyのManuel Cimarosti氏はATSのグローバルでの採用に関するプレスリリースでも次のように述べています。「サードパーティCookieが段階的に廃止される前から、より適切なマーケティングを提供し成果を向上させるために、代わりとなるIDを活用してきました。特に、消費者が動画に費やす時間が増加しているオンラインビデオキャンペーンにおいては、その傾向が顕著です。最初のテストだけでも、ATSはCookieと比較して40%効率的なコスト指標に加えて、動画視聴完了率(VCR)でキャンペーンベンチマークを4%上回りました。これらの結果は、より多くのタッチポイントで顧客とのファーストパーティの関係を深め、その節約出来た金額を再投資してリーチを拡大していく上で、非常に貴重です。」

 

先日のGoogleのニュースと、ブランド・広告主やパブリッシャーが、今何をすべきかについて、詳しくはこちらのビデオをご覧ください。

 

Cookieのない未来に向けて長い間準備してきました

4年以上にわたり、LiveRampとそのパートナーは、オープンWeb、モバイル、CTVなどあらゆるチャネルを通じて広告主が消費者とコンシューマージャーニーの中で繋がり、パーソナライズするためのより良い方法を共同で開発してきました。広告主やパブリッシャーとの継続的な協力関係は、それを物語っています。Forrester Consulting社に依頼した最近の独自調査では、ATSがマーケターに投資収益率を340%以上ももたらすことが明らかになりました。

 

「現在、TV視聴者はストリーミング環境に十分に統合されており、広告主にとっては多種多様なデバイスプラットフォームに分断されています。これにより、マーケターはターゲットとなる視聴者にリーチし、測定するというマーケターの課題は多次元的なものであり、チャンネルやデバイスを問わず、広告キャンペーンに関連性を持たせるためには、人ベースの識別子を持つことが重要です。」とTubi社のChief Revenue OfficerであるMark Rotblat氏は述べています。 「LiveRampは、視聴者との認証されたファーストパーティの関係を可能にするので、インパクトのある体験を大規模に提供し続けることができます。」

世界で2番目に大きなパブリッシャーであるMicrosoft Advertisingは、初期テストの段階で、認証されたインプレッションのCPMが40%以上増加し、パブリッシャーの在庫の価値を高めるという目的を果たしました。

CafeMedia社のCSOであるPaul Bannister氏は「LiveRampと一緒に、我々はパブリッシャーの手にパワーを取り戻します。」と述べています。また「私たちは、LiveRampの特長であるエンベロープ機能により、データ漏洩を心配することなく、安全でプライバシーを重視した管理方法で自社ファーストパーティデータを有効化することにより、何千ものメディアブランドが収益を拡大できるようにしています。すでに、認証されたオーディエンスが、サードパーティCookieを使用した場合よりもはるかに高い収益を上げているのを確認しています。」

今日からATSを始めましょう

Cookie   、デバイス、IPアドレスなどに依存しない未来はもうそこまで来ています。将来的な規制、ブラウザやデバイスによる変更の影響を受けない、人ベースのアドレッサビリティへの移行を加速させ、自社の未来をしっかりとコントロールする時です。サードパーティCookieが利用可能な間は、その規模という恩恵を受け、既にCookieが使えない環境にいる消費者にもリーチが出来る事でメディア購入を最大化することが出来ます。ATSで何ができるかについて詳しくは、Forresterが委託したTotal Economic ImpactTMレポートをダウンロードしていただくか、japanteam@liveramp.comまでお問い合わせください。