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LiveRamp、DataFleetsを買収。データを移動させずにデータ連携の最大化を図る

February 8, 2021  |   LiveRamp

この質問をよく耳にしませんか。「データを最大限に活用し、安全性を確保するにはどうすればよいのでしょうか?」この質問に答えるために、お客様はデータの種類、収集方法、保存場所、消費者に伝えた内容、そしてどのようなデータが企業レベルで活用されているのかを考慮しなければなりません。データ保護は単純ではないため、これらの領域を理解するのは容易ではありません。

当社は、世界中の企業と取組を図ることで、現在および将来のビジネス・ニーズに対応したデータ戦略を定義し、実装することに喜びを感じています。そのため、データの所有者がデータ制御できるようにしながら、データの存在する場所に関わらず、データへの接続性を高めることができ、安全なデータ連携インフラストラクチャをどのように拡張しているのかを共有できることに嬉しく思います。

本日、LiveRampはDataFleets社を買収する正式契約できたことを誇りに思います。DataFleetsの技術は、データへのアクセスや使用に対する障壁を分析して取り除くとともに、データをコピーしたり、処理のために別の場所に移動したりする必要がなくなります。またプライバシーを保護する次世代データ制御を提供します。まとめますと、DataFleetsの革新的な技術は、有効なデータを保護し、保護されたデータを有効化させます。

分析とデータ連携のための次世代のプライバシー技術

DataFleetsのCEO兼共同創設者のDavid Gilmoreは次のように話しました。「5年後に今日を振り返った際、企業が分析チームに全データを提供していたのは非効率であったと思うだろうと」。Davidのチームは、アナリストがデータの移動や機密情報漏洩の脅威を受けることなく、必要なデータに安全かつ安心してアクセスできるようにするための2つのソリューションを考え出しました。

  • プライバシー:DataFleetsは、ユーザーがアクセス制御および設定できるプライバシー機能を提供し、生データにアクセスすることなくデータの分析を容易にします。
  • データ連携:DataFleetsのプライバシー技術により、クラウドプラットフォーム、インフラ、地域を超えてデータベースを安全に接続し、設定可能で信頼のあるデータ共有を促進します。分析に使用されるデータを一元化したり、データ活用のために特別に許可を得てプロビジョニングする必要はありません。

DataFleetsの機能は、複数の高度なプライバシー技術を統合しており、データや処理のニーズに応じてプライバシー制御を設定する際、これまでにない柔軟性をユーザーに提供しています。私たちはすぐに、データ所有者が適切なパラメータを設定する選択の自由と並行して、どのようにデータの活用性を可能にするかを哲学的に一致していることを認識しました。それはデータ連携のインフラ であるLiveRamp Safe Haven (LSH) をどのように構築したかという概念です。既存のソリューションとは異なり、DataFleetsのテクノロジーで強化されたLiveRampの製品とプラットフォームは、企業に分散データ連携のためのより柔軟なオプションを提供します。

プライバシーを第一に考えた新しい事業

 企業はこれまで以上にデータや分析に依存して、主要な意思決定を導くようになっています。グローバル企業や新しい市場への参入を目指す企業との協力関係の中で、グローバルな競争優位性を実現するために、自社に限られた地域だけでなく、どこにでも拠点を置くことができるパートナーとの連携の必要性が急速に高まっていることを認識しました。

このデータベースにおいて、アナリストは、DataFleetsの3つのクラスのプライバシーを強化するコンピューティング技術の斬新な組み合わせにより、必要なデータを安全かつ確実に評価することができます(Gartner 2021年トップテクノロジートレンドより)。

  1. 信頼できる環境でデータを保護し、分析を可能にすると同時に、重要なデータがその環境から流出しないようにします。
  2. データ分散化により、分散したデータ一覧を集計せずにデータ分析が可能となります。
  3. 安全な処理で、データやアルゴリズムを暗号化してからデータ処理を行うことができます。

DataFleetsのデータ連携の課題に対する全体的なアプローチは、ビジネスニーズに基づいて構成された複数の最先端技術を組み合わせたものです。これにより、ユーザーはプライバシーとセキュリティを第一に保ち、当事者間でデータの有用性を最大化することができます。

制御、セキュリティ、プライバシーに妥協することなく、グローバルなデータインサイトを促進することでDataFleetsは、チームがデータ間のインテリジェントな接続を容易にし、より良い顧客体験を促進することを可能にします。

地域、事業体、業界を超えたセンシティブなデータ管理を維持

DataFleetsの技術は、国境や管轄区域を越えて適応できるだけでなく、そのインフラストラクチャにはプライバシーも構築されています。

DataFleetsの最近の活用事例の一つとしてCOVID-19研究の取り組みがあります。それは学術研究機関や医療機関のコンソーシアムがデータを他の機関へ転送することなくDataFleetsを使用しており、米国において最大のCOVID-19患者入院臨床データベースに接続しています。この連携により、医学研究者はCOVID-19患者の安全性と医療の質を向上させるための新しい根拠を迅速に生み出すことができます。

競争に勝ち抜くために

LiveRampがWinterberry Groupに委託した調査によると、調査対象となった米英のエグゼクティブの70%がインサイト、活性化、測定、アトリビューションのために1stパーティデータを共有する上で現在、組織間との連携を図っている、または行う予定があります。

DataFleetsを買収し、その技術をLiveRampの製品やプラットフォームに組込むことで、データ連携ソリューションを探している企業は、消費者のプライバシーを最前線で維持し、顧客体験への計画的なイノベーションを加速させ、競争に打ち勝つことができると確信しています。

LiveRampのデータ連携の技術がお客様のビジネス・ニーズにどのように対応できるかについては、LiveRamp Safe Haven のホームページをご覧頂くか、またはjapanteam@liveramp.comへお問い合わせ下さい。