認証されたオーディエンスに、ブラウザやアプリを通じて大規模にリーチ

ATS は、パブリッシャーがサイト上の既知のユーザーをリアルタイムで認識する技術です。また、データに基づいたターゲティングを可能にし、媒体社さまのインベントリの価値を高めます。プライベートなマーケットプレイスを通じて、認証されたインベントリをもとに、新たな収益源を発掘できます。

ユーザーの同意を得たうえで提供されるユーザーデータは、パブリッシャーがユーザーをより深く理解するための 1 つの手段となります。認証済みのインベントリをマーケターに提供することで、パブリッシャーの予算と収益が増大し、eCPM（effective Cost Per Mill）が向上します。

ATS は、お客さまのユーザー情報を別のサイトで活用したり、パブリッシャーデータを他と共有したりすることはありません。制御権はパブリッシャー自身が保持し、どの DSP（デマンドサイドプラットフォーム） あるいは SSP（サプライサイドプラットフォーム） と連携するか、また、インベントリデータの他社への共有をオープンエクスチェンジ経由にするか、プライベートマーケットプレイス経由にするかを、パブリッシャー自身が判断できる設計になっています。

現代のマーケターは、ファーストパーティデータを収集して活用する新たな方法を開拓し、強力な顧客関係の構築と、パーソナライズされた人ベースのエンゲージメントを図っています。ATS は、所有するプログラムやプロパティからのデータを認証して関連付けることで、リターゲティング、オーディエンスの構築、インサイトの抽出、アトリビューションを安全に強化します。

ATS は、マーケターにとって、顧客ジャーニーを堅牢な認証環境で構築・提供するために欠かせない技術です。ブラウザやアプリにおける認証されたオーディエンスの維持が可能です。Safari、Firefox、そしてデバイスから、 価値のあるオーディエンスが ATS を介して発掘されます。指定の DSP（デマンドサイドプラットフォーム）からの直接購入、または、指定の SSP（サプライサイドプラットフォーム）のプライベートマーケットプレイスでの取引を通じて購入が可能です。

オンラインとオフラインのコンバージョンイベントと広告露出を紐付け、主要な KPI のパフォーマンスを評価する際にATS を活用することで、自社で所有・運営する各チャネルにおける消費者の行動や、オムニチャネルでの購買行動を把握できます。あらゆるインプレッションが測定可能になり、メディアへの投資に応じた費用対効果を抽出できます。